About

〈往復朗読〉とは、青柳菜摘と佐藤朋子による、物語やテキストの断片をその日ごとに選んで、読み語るプロジェクトです。パンデミックの事態をきっかけにして、2020年4月20日より始まり、互いに自分がいる場所からその日限りの出来事として、Twitter / Periscopeを通して映像でのライブ配信を行ってきました。


コロナ禍の窮状に対して、言葉の特性の一つである「ことば遊び Word Play」に原点回帰する試みは、共に離れた地点から「交える(交換、交通、交歓、交遊)」ことの意味を再考する実践であり、応答する〈声〉をタイムラインに留めていくことによって、継起の記録を更新し、芸術と生の関係性を問い直します。


2021.11

  • #266
    丸井栄雄 「ぴりあど」


2021.10

  • #265
    オルガ・トカルチュク(小椋彩訳) 「フラムリナ、あるいは野生のエノキタケ」


  • #264
    遠山啓 『無限と連続』


2021.9

  • #263
    ジル・ドゥルーズ(小泉義之訳) 「第9セリー 問題性 楽しい数学」「第10セリー 理念的なゲーム 通常のゲームの規則」


2021.8

  • #262
    新戸雅章 『バベッジのコンピュータ』


2021.7

  • #261
    鈴木志郎康 「水畔行」


2021.6

  • #260
    幸田文『台所のおと』


2021.5

  • #259
    川田絢音「夜の陸橋」


2021.4

  • #258
    ミシェル・ビュトール(清水徹訳)「心変わり」


  • #257
    オノ・ヨーコ(南風椎訳)「グレープフルーツ・ジュース」


  • #256
    立原道造「朝に」


2021.3

  • #255
    レイモンド・カーヴァー(村上春樹訳)


  • #254
    関根ひかり「川を渡る鯨」


  • #253
    知里真志保「和人わ舟お食う」


  • #252
    張岱(松枝茂夫訳)「楼船」


2021.2

  • #251
    中村真一郎「古都の昼の夢(抄)」


  • #250
    ルネ・ドーマル『類推の山』


  • #249
    大林宣彦「永訣の朝」


  • #248
    宮沢賢治(遠山繁年絵)『やまなし』


2021.1

  • #247
    岡田淳『ふしぎの時間割』


  • #246
    panpanya『二匹目の金魚』


  • #245
    船井裕「横谷源流」


  • #244
    瀬尾育生「蘭らんらん」


  • #243
    岡本太郎「白い馬」


  • #242
    レオ・レオーニ(宮本淳訳)『平行植物』


  • #241
    太宰治「待つ」


  • #240
    保坂和志『ハレルヤ』


2020.12

  • #239
    白州正子「井筒」


  • #238
    クロード・アヴリーヌ(河盛好蔵訳)『人間最後の言葉』


  • #237
    ロージ・ブライドッティ(門林岳史監訳、大貫菜穂・篠木涼・唄邦弘・福田安佐子・増田展大・松谷容作共訳)『ポストヒューマン 新しい人文学に向けて』