About

〈往復朗読〉とは、青柳菜摘と佐藤朋子による、物語やテキストの断片をその日ごとに選んで、読み語るプロジェクトです。パンデミックの事態をきっかけにして、2020年4月20日より始まり、互いに自分がいる場所からその日限りの出来事として、Twitter / Periscopeを通して映像でのライブ配信を行ってきました。


コロナ禍の窮状に対して、言葉の特性の一つである「ことば遊び Word Play」に原点回帰する試みは、共に離れた地点から「交える(交換、交通、交歓、交遊)」ことの意味を再考する実践であり、応答する〈声〉をタイムラインに留めていくことによって、継起の記録を更新し、芸術と生の関係性を問い直します。


2020.7

  • #102
    白石美雪、横井雅子、宮澤淳一『音楽論』


  • #101
    小泉文夫『小泉文夫フィールドワーク 人はなぜ歌をうたうか』


  • #100
    ジル・ドゥルーズ、フェリックス・ガタリ(宇野邦一・小沢秋広・田中敏彦・豊崎光一・宮林寛・守中高明訳)「一八三七年 リトルネロについて」


  • #099
    アンディー・クラーク(呉羽真・久木田水生・西尾香苗訳)『生まれながらのサイボーグ 心・テクノロジー・知能の未来』


  • #098
    トマス・ピンチョン(宮本陽一郎訳)「ラッダイトをやってもいいのか?」


  • #097
    ハンナ・アレント(阿部齊訳)『暗い時代の人々』


  • #096
    加藤周一、中村真一郎、福永武彦『1946・文学的考察』


  • #095
    磯崎新「デミウルゴス 鼎制(一)」


  • #091
    パトリック・ゲデス(西村一朗訳)『進化する都市』


  • #088
    マルセル・デュシャン(横山正・小林康夫訳)「一九一四年のボックス」


  • #086
    岡倉覚三(村岡博訳)「芸術鑑賞」


  • #085
    宮城道雄「雨夜の駅」


  • #084
    山村暮鳥「春の海のうた」


  • #083
    アン・モロウ・リンドバーグ(吉田健一訳)「浜辺」


  • #081
    竹谷靭負「麦藁蛇と山の祭り」、ロジェ・カイヨワ(中原好文訳)「メドゥーサ」


  • #080
    アビ・ヴァールブルク(三島憲一訳)『蛇儀礼』


  • #079
    デヴィッド・グレーバー(高祖岩三郎・佐々木夏子訳)「性と死のゲーム、人肉負債(ティブ族)」


  • #078
    ジャン・ボードリヤール(今村仁司・塚原史訳)「荘子の肉屋」


  • #077
    柳父章『翻訳語成立事情』


  • #076
    アーサー・ケストラー(日高敏隆・長野敬訳)「単語の鎖と言語の木郵便屋とイヌ」


  • #075
    オリバー・サックス(高見幸郎・金沢泰子訳)『妻と帽子を間違えた男』


  • #074
    内田百閒『ノラや』


2020.6

  • #070
    小笠原鳥類「生きている印刷物」


  • #069
    宮沢賢治『イーハトーボ農学校の春』


  • #066
    カニエ・ナハ『なりたての寡婦』


  • #062
    ダニエル・キイス(小尾芙佐訳)『アルジャーノンに花束を』


  • #057
    柳田國男「雀をクラということ」


  • #055
    アゴタ・クリストフ(堀茂樹訳)「母語と敵語」


  • #054
    ナタリー・サロート(平岡篤頼)『生と死の間』


  • #053
    庄野潤三「静物」