About

〈往復朗読〉とは、青柳菜摘と佐藤朋子による、物語やテキストの断片をその日ごとに選んで、読み語るプロジェクトです。パンデミックの事態をきっかけにして、2020年4月20日より始まり、互いに自分がいる場所からその日限りの出来事として、Twitter / Periscopeを通して映像でのライブ配信を行ってきました。


コロナ禍の窮状に対して、言葉の特性の一つである「ことば遊び Word Play」に原点回帰する試みは、共に離れた地点から「交える(交換、交通、交歓、交遊)」ことの意味を再考する実践であり、応答する〈声〉をタイムラインに留めていくことによって、継起の記録を更新し、芸術と生の関係性を問い直します。


2021.5

  • #259
    川田絢音「夜の陸橋」


2021.4

  • #257
    オノ・ヨーコ(南風椎訳)「グレープフルーツ・ジュース」


  • #256
    立原道造「朝に」


2021.3

  • #254
    関根ひかり「川を渡る鯨」


  • #253
    知里真志保「和人わ舟お食う」


  • #252
    張岱(松枝茂夫訳)「楼船」


2021.2

  • #251
    中村真一郎「古都の昼の夢(抄)」


2021.1

  • #243
    岡本太郎「白い馬」


  • #240
    保坂和志『ハレルヤ』


2020.12

  • #239
    白州正子「井筒」


  • #237
    ロージ・ブライドッティ(門林岳史監訳、大貫菜穂・篠木涼・唄邦弘・福田安佐子・増田展大・松谷容作共訳)『ポストヒューマン 新しい人文学に向けて』


  • #233
    桂英史『表現のエチカ 芸術の社会的な実践を考えるために』


2020.11

  • #220
    菅原孝標女(江國香織訳)「更級日記」


  • #214
    スティーヴン・ミルハウザー(柴田元幸訳)「ここ歴史協会で」


  • #207
    河野聡子「パンダ・チャント」


  • #206
    多和田葉子『文字移植』


  • #205
    レーモン・ルーセル(岡谷公二訳)『ロクス・ソルス』


  • #203
    ハーマン・メルヴィル(牧野有通訳)『書記バートルビー/漂流船』


  • #199
    北園克衛「奇妙な肖像」


2020.10

  • #194
    中原中也「幼獣の歌」


  • #193
    中島敦「山月記」


  • #192
    フランツ・カフカ(中島敦訳)「罪・苦痛・希望・及び真実の道についての考察」


  • #189
    戸井田道三「お水屋さんごっこ」


  • #188
    村上靖彦「贈りものを受け取る受動性」


  • #182
    エルフリーデ・イェリネク(林立騎訳)「エピローグ?[光のないⅡ]」


  • #178
    川端康成「竜宮の乙姫」


  • #176
    井狩弥介「仮面の眼」


  • #172
    マックス・エルンスト(支倉寿子訳)「シュルレアリスムとは何か?」、利光哲夫「シュルレアリスムの演劇」


  • #168
    オイゲン・ベルゲル(魚住孝至訳)『新訳 弓と禅』


  • #166
    志賀直哉「焚火」