About

〈往復朗読〉とは、青柳菜摘と佐藤朋子による、物語やテキストの断片をその日ごとに選んで、読み語るプロジェクトです。パンデミックの事態をきっかけにして、2020年4月20日より始まり、互いに自分がいる場所からその日限りの出来事として、Twitter / Periscopeを通して映像でのライブ配信を行ってきました。


コロナ禍の窮状に対して、言葉の特性の一つである「ことば遊び Word Play」に原点回帰する試みは、共に離れた地点から「交える(交換、交通、交歓、交遊)」ことの意味を再考する実践であり、応答する〈声〉をタイムラインに留めていくことによって、継起の記録を更新し、芸術と生の関係性を問い直します。


2020.10

  • #165
    ジュンパ・ラヒリ(小川高義訳)『停電の夜に』


2020.9

  • #164
    富岡多恵子「ごきげんいかがですか」


  • #163
    保坂和志『生きる歓び』


  • #160
    楠山正雄「猿と蟹」


  • #157
    柴崎友香「二人は毎月名画座に通い、映画館に行く前には必ず近くのラーメン屋でラーメンと餃子とチャーハンを食べ、あるとき映画の中に一人とそっくりな人物が映っているのを観た」


  • #154
    R・L・スティーブンソン(福原麟太郎・葛原滋・高村規子訳)「見えない友だち」


  • #149
    斎藤惇夫『冒険者たち ガンバと十五ひきの仲間』


  • #141
    ジェフリー・アングルス「わたしのアメリカ史」


  • #140
    伊藤比呂美『河原荒草』、Hiromi Ito(Jeffrey Angles訳)「WILD GRASS ON THE RIVERBANK」


  • #138
    稲垣栄洋「クズ」


  • #136
    萩原朔太郎「死なない蛸」


2020.8

  • #134
    ダムタイプ『メモランダム 古橋悌二』リトル・モア(2000)


  • #133
    ジョナス・メカス(木下哲夫訳)『フローズン・フィルム・フレームズ 静止した映画』フォトプラネット(1997)


  • #132
    ポール ・アンドラ(北村匡平訳)『黒澤明の羅生門 フィルムに籠めた告白と鎮魂』新潮社(2019)


  • #126
    金井美恵子「長い午後あるいは花物語前後の子ども」


  • #121
    及川俊哉、髙塚謙太郎、中家菜津子、永方ゆか、松本秀文、山田亮太、谷川俊太郎『1篇の詩に対する60日間の考察の記録』


  • #118
    石垣りん「母の顔」、「くらし」


  • #112
    Googleマップ「現在地から王子駅まで徒歩ルートを検索」


  • #109
    松井茂「量子詩第1358番」、「純粋詩0730〜0803」


  • #108
    トニー・ゴドフリー(木幡和枝訳)「ダン・グレアム《1966年3月31日》1970年」


  • #107
    Paul Sharits「Word Movie」


  • #106
    Yoko Ono《A Story》


2020.7

  • #103
    ティム・インゴルド(工藤晋訳)「記述物と楽譜」


  • #094
    如月小春「湾岸・水の街ツアー」


  • #093
    レム・コールハース(太田佳代子・渡辺佐智江訳)「ソビエト宮殿」


  • #092
    『ザ・タワー 都市と塔のものがたり 東京スカイツリー完成記念特別展』


  • #090
    寺山修司、矢牧健太郎「鉄道旅行をシュミレートした大がかりなパノラマ」、「オルガンに埋葬した心臓」


  • #089
    E・A・ポー(桜庭一樹翻案)「メルツェルさんのチェス人形」


  • #087
    川俣正「歩く思考」


  • #082
    折口信夫「虫送り人形」、寺田寅彦「田園雑感」