About

〈往復朗読〉とは、青柳菜摘と佐藤朋子による、物語やテキストの断片をその日ごとに選んで、読み語るプロジェクトです。パンデミックの事態をきっかけにして、2020年4月20日より始まり、互いに自分がいる場所からその日限りの出来事として、Twitter / Periscopeを通して映像でのライブ配信を行ってきました。


コロナ禍の窮状に対して、言葉の特性の一つである「ことば遊び Word Play」に原点回帰する試みは、共に離れた地点から「交える(交換、交通、交歓、交遊)」ことの意味を再考する実践であり、応答する〈声〉をタイムラインに留めていくことによって、継起の記録を更新し、芸術と生の関係性を問い直します。


2020.8

  • #124
    アンリ・ミショー(小海永二訳)『みじめな奇蹟』


  • #123
    ウラジーミル・ナボコフ(森慎一郎訳)『淡い焰』


  • #122
    水無瀬真理「reviews「閉ざされた世界」からの照射」


  • #120
    竹内浩三「ある夜」


  • #119
    谷川俊太郎「ゆうぐれ」


  • #117
    ドン・デリーロ(上岡伸雄訳)『ボディ・アーティスト』


  • #116
    いとうせいこう『想像ラジオ』


  • #115
    フアン・ルルフォ(杉山晃・増田義郎訳)『ペドロ・パラモ』


  • #114
    井上円了「おばけの正体」


  • #113
    馬部隆弘『椿井文書 日本最大級の偽文書』


  • #111
    駅前看板地図「王子駅周辺案内図」


  • #110
    新聞「福島民友」2020年8月7日41680刊1面


  • #105
    柴田聡子「ニューポニーテール」


  • #104
    The Beatles《Dear Prudence》


2020.7

  • #102
    白石美雪、横井雅子、宮澤淳一『音楽論』


  • #101
    小泉文夫『小泉文夫フィールドワーク 人はなぜ歌をうたうか』


  • #100
    ジル・ドゥルーズ、フェリックス・ガタリ(宇野邦一・小沢秋広・田中敏彦・豊崎光一・宮林寛・守中高明訳)「一八三七年 リトルネロについて」


  • #099
    アンディー・クラーク(呉羽真・久木田水生・西尾香苗訳)『生まれながらのサイボーグ 心・テクノロジー・知能の未来』


  • #098
    トマス・ピンチョン(宮本陽一郎訳)「ラッダイトをやってもいいのか?」


  • #097
    ハンナ・アレント(阿部齊訳)『暗い時代の人々』


  • #096
    加藤周一、中村真一郎、福永武彦『1946・文学的考察』


  • #095
    磯崎新「デミウルゴス 鼎制(一)」


  • #091
    パトリック・ゲデス(西村一朗訳)『進化する都市』


  • #088
    マルセル・デュシャン(横山正・小林康夫訳)「一九一四年のボックス」


  • #086
    岡倉覚三(村岡博訳)「芸術鑑賞」


  • #085
    宮城道雄「雨夜の駅」


  • #084
    山村暮鳥「春の海のうた」


  • #083
    アン・モロウ・リンドバーグ(吉田健一訳)「浜辺」


  • #081
    竹谷靭負「麦藁蛇と山の祭り」、ロジェ・カイヨワ(中原好文訳)「メドゥーサ」


  • #080
    アビ・ヴァールブルク(三島憲一訳)『蛇儀礼』